
では、1200Wのルビークォーツヒーターについて話しましょう。
このヒーターを作った目的は、非常に高い熱出力を得るためです。230Vで動作し、ルビークォーツガラスで覆われたカーボンファイバーが内部にあるのです。
パワー面について
スイッチを入れると、すぐに高温になります。本当に速いのです。もし、機械が温まるのを待っていられないような工程で使う場合、これが最適な選択肢です。
標準的な工業用電源に対応しているので、そのまま接続すればよいのです。大きくて面倒な降圧トランスを使う必要はありません。ただし、大量のエネルギーが狭い空間に集中するため、制御システムがその電流に耐えられるかどうか確認してください。そうでなければ、フューズが壊れてしまいます。
なぜルビークォーツとカーボンファイバーか?
ルビークォーツは見た目を良くするためだけのものではありません。実際には、熱が対象物の奥深くまで伝わるのを助けてくれます。
内部では、通常使われるタングステンの代わりにカーボンファイバーが使用されています。その理由は、カーボンファイバーは温度変化にも強く、繰り返しの加熱や冷却にも耐えられるからです。そのため、安価な管が熱衝撃で壊れてしまうような過酷な環境でも問題ありません。
実際の用途
このヒーターは、主にPETの成形やプラスチックの溶接、乾燥処理などに使用されます。カーボンファイバーのおかげで、熱が管全体に均等に分布します。一方、ハロゲンコイルの場合は、熱が不均一になりがちです。
しかし、注意点もあります。1200Wという高出力のため、周囲に大量の熱が発生します。オーブン内でこれらのヒーターを密着させて置くと、配線が溶けたり、センサーが損傷したりする可能性があります。十分なスペースを確保し、十分な換気が行われていることを確認してください。もし、熱がヒーターの端に留まってしまうと、ヒーターの寿命が半減してしまいます。